Impressions
MAJESTIC の 1st で歌っていた Jonas Blum がこれまた MAJESTIC 型ネオ=クラシカル・メタルを引っさげて帰ってきた。
しかもここで展開されているのは、本家 MAJESTIC に一歩も引けを取らないバランスの良い北欧様式メタルで、鍵盤魔人 Richard Andersson の放つ強烈過ぎるアクがない分こちらの方が耳に馴染みやすいと感じるほど。
とはいえ、Jonas の実弟 Thomas Blum が弾くクラシカルなバロック・プレイも普通に比べたら明らかに弾き過ぎだし(笑)、Jonas Blum の POLE POSITION 時代の盟友であるギタリスト Lasse Boquist(確かにそこそこ巧かったが、まさかここまでセンス良く弾きまくれるとは!/唖然)もツボを得た安定ネオ=クラシカル・プレイを炸裂させている。ちなみベースは名手 Jonas Reingold(MIDNIGHT SUN, FLOWER KINGS)ね。
Jonas Blum の微妙にハスキーな声はやっぱ好きだわ。キャッチーな哀愁メロディを歌った時の、その独特の味(胸キュン系/笑)は格別だったんで、また味わうことが出来てよかった~。
満足度 : 84%