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SPIRITUAL BEGGARS / Demons (2005)

投稿日: 2005/04/20

ARCH ENEMY の悶絶アックス・マスター Michael Amott (g) 率いるスウェディッシュ・ヘヴィ・ロック・バンド SPIRITUAL BEGGARS の 6th アルバム。

70年代の偉人達へのオマージュをたっぷりと含んだオールド・テイストのグルーヴィなヘヴィ・ロックは、前作からジョイントした JB (vo) のソウルフルな渋みをさらに馴染ませたヴァラエティの増加を感じさせる一方、ややスマートだった前作 "On Fire" に希薄だった「荒々しさ」もまず耳を惹く。

取っ付き易い軽快なキャッチーさへの意欲的な挑戦を見せると同時に "Ad Astra" 以前のサバシーなヘヴィさをも(多分意識的に)多少取り戻した楽曲は、個々の曲/全体を通しての流れの両面で、前作以上に柔硬のコントラストが効いた感じかな。

・・・と冷静に分析する間もなく、イントロを経て始まる #2 "Throwing Your Life Away" でヘヴィなシャッフル・ドライヴから泣きに泣くソロへ雪崩れ込んだ瞬間、すでに My Heart は鷲掴みにされまくりですよ。(悶) そして、哀愁たっぷりのキャッチー・ドライヴァー2曲 #3 "Salt In Your Wounds", #6 "Treading Water"、ファンキーな中にレイド・バックしたピースフルな安穏感が郷愁を誘う #7 "Dying Every Day"、かつての暗黒系としてのいかがわしさを垣間見せるダーティなヘヴィ・チューン #10 "In My Blood"、そしてシッブいメランコリーが滲みに滲むスローな終曲 #13 "No One Heard" らと共にオールド・ロックのダイナミズムを発散する楽曲群の前には、どうしても My 本能は従わざるを得ないもんなぁ。(弱)

つかね、つまるところやっぱり Michael Amott のプレイがメッチャ好みなんだと思うわ。(苦笑) どの曲にもたっぷり配された場面転換とともにメロウに爆発する狂おしいまでの激情っぷりは、現存する Michael Schenker タイプのプレーヤの中ではどう考えても最高峰の泣きマスターだと確信できるもん。いや~、ホンマたまらんデス♪

あと、脱退した Roger Nilsson (b/THE QUILL, FIREBIRD) に代わって加入した Sharlee D'angelo (b/ARCH ENEMY, MERCYFUL FATE, WITCHERY) の弾くベース・パートが予想外にフィーチュアされていて、さらにはそれが意外なほどのナイス・プレイだった事は嬉しい誤算だったな。彼のベースって ARCH ENEMY でも MERCYFUL FATE でもそのイカツいルックスが見掛け倒しな(汗)大人しさだったんで、今回この SPIRITUAL BEGGARS に加入ってニュースを耳にした時には正直「あ~ぁ、、、」なんて落胆したもんだけど、これだったら十分満足だよ。(^^)

 (Apr. 07, 2005)

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