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PLATITUDE / Secrets of Life (2003)

投稿日: 2003/02/20

Scarlet Records が満を持して放つスウェディッシュ・ネオ=クラシカル・メタルの若き新星 PLATITUDE は、2003年現在で17~22才という驚きの若さを誇るツイン・ギター&ツイン・キーボードという豪勢な編成の7人組で、本作は彼らのデビューアルバムだ。

その出音は、そんな若さを感じさせない程に実に堂々としたもので、切ないサビメロでツカミはOKのオープニング・チューン #1 "Deception"、殺傷力抜群の悶絶ネオ=クラシカルな #3 "Dance Thru the Fire"、古き良き北欧メタルの息吹を今に伝える #5 "Anima"、最も MAJESTIC 色の強い #8 "Secrets of Life" と充実の楽曲は、時折 XaMetalic なメロディック疾走をかましつつも基本的には演奏陣の技とキャッチーな歌メロが融合した MAJESTIC 風味のネオ=クラシカルな装いがスゲー魅力的。そのうえプログレッシヴな静の深みを随所に織り込んだり、挙句の果てには UNIVERSE に代表されるような往年の B 級北欧メタルの味わいまで盛り込まれてて、んもーオヂサン的には超タマンないっすわ。

その実年齢らしからぬ老獪さはプレイ面でも多く見られ、シンガー Erik Blomkvist のこのバンドが「MAJESTIC 系」と言われる所以にもなっているシャガレた声質の大仰な歌唱と、ドラマー Marcus Hoher の長めに持った極太スティックをぶん回しているかの様にシェルをしっかりと鳴らしながらドカドカと疾走する「超 出原 卓 タイプ」(苦笑)な豪快なラウド・ドラミングには、マジで唸らされるばかり。

欲を言うならば、華麗に弾きまくるキーボードに対峙するように時折 Marty Friedman っぽい東洋系旋律を採り入れながら端整かつスムースにプレイするリード・ギタリスト Daniel Hall のプレイが、もうちょいハジケ気味だったらもっと嬉しかったかな。ま、若手のデビュー作としては十分過ぎるくらいにハイ・レベルなんだけどさ。(Feb. 04, 2003)

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