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VISION DIVINE / Stream of Consciousness (2004)

投稿日: 2004/04/20

LABYRINTH と二足の草鞋(わらじ)状態だった Olaf Thorsen (g) が、LABYRINTH を脱退して心血を注ぐ決意をしたイタリアン・メロディック・メタル・バンド VISION DIVINE の 3rd アルバム。

RHAPSODY に専念するため脱退した Fabio Lione (vo) の後任にほぼ無名の新人 Michele Luppi (vo)を、そして他に新メンバーとして Oleg Smirnoff (key / ex-ELDRITCH, DEATH SS)、Matteo Amoroso (dr / ex-ATHENA) を迎え入れた本作ってば、これまでのダメダメな凡作っぷりが嘘のような快作に仕上がっててマジでビックリなんだけど!

いや、何が凄いって、新加入のシンガー Michele Luppi の歌唱がチビりそうに上手いんですわ。想像以上にどんどん伸びる高音域を持ちつつ、それだけに終始しないほんのりとブルーズ・ベースの哀愁メロハー・ヴォイスは、Ian Parry (ELEGY) から力みを取り去って Michael Sweet (STRYPER) のストロングなお色気を注入したような、Roberto Tiranti@a.k.a.Rob Tyrant (LABYRINTH) と同系統のしなやかかつ豊穣でもある極上なもの。

確かに、楽曲自体には未だこれまでの流れを引き継ぐ野暮ったいところがあったり、相変わらず Olaf のギター・プレイのたどたどしい稚拙さにはイライラさせられる場面もあるんだけど(新メンバーの上質なプレイに随分カヴァーされてはいるが)、Michele のその素晴らしい歌声に彩られてこれまでになくキラキラと魅力的に輝くメロディが、それらを帳消しにしてひたすらリピートを誘う魔力を帯びているんだよね。メロウな哀愁メロハー・チューン #7 "Versions of the Same" なんてホントたまらんッス。

いやはや、まさに起死回生の一撃。あとは Olaf が辞(以下略)

 (Apr. 26, 2004)

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