Impressions

HEADSTONE / Wings of Eternity (1998)

投稿日: 1998/10/20

荘厳なパイプオルガンの響きで幕を開けるドイツ産HM バンド HEADSTONE の2ndアルバムにして本邦デビュー盤となる "Wings of Eternity" は、「北欧からの侵略者 HAMMERFALL に対する本家ドイツからの回答!」と現時点で言い切るには多少勇気が要るが、将来に期待を抱かせる出来に仕上がった一枚だ。
Martin Grimm なるギタリストのパッショネイトな叙情フレーズと、時折 Michael Kiske 的な歌いまわしを見せるシンガーが無理のない中音域で歌い上げる印象的なメロディを中心とした、非常にオーソドックスでピュアな正統派ヘヴィ・メタルは、なかなかの安定感&扇情力アリ。特に Martin Grimm の、テク的にはそこそこながらもツボを得たハーモニーソロのウェットな情感を演出するセンスには、非常に心惹かれるものがある。
しかし、雄々しいコーラスと共に進軍するタイトル曲 "Wingsof Eternity(Fighting Sons)" をはじめケッコウ「良い曲」が揃っているのに、素材が大仰にも関わらず全曲3分~4分台と非常にコンパクトなために出だしで「おぉッ!」となってもその後クライマックスを向かえきれずに終わってしまうのがもったいないし、小粒な印象を与えてしまうのがマイナス。Dennis Ward(PINK CREAM 69)のプロデュースも、これといってセールスポイントにはなっていないしぃ。。。
ま、メンバー全員が恥かしげもなく高々と掲げるメロイック・サインを信じて次作を待つとするかぁ。

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