Impressions
ノルウェイジャン・トラッド/フォーク/プログレッシヴ・ロック・バンドLUMSKの4thアルバム。
前作『Det vilde kor』(2007年)から約16年ぶり(!)となるこの復活作でも、土着的なフォーク・テイストに包まれた美しくもミステリアスな叙情プログレはしっかりと健在。前作と同様に、傑作『Troll』(2005年)のような邪なメタル色からはやや距離を置いた静謐なスタイルを取っているが、LUMSKの本質である哲学的な耽美感は以前に増して魅力を発している。
前作で魔法のような歌声を聴かせていた女性シンガーStine-Mari Langstrandはその前作のリリース直後に脱退したようで、本作では2021年に加入した新女性シンガーMari Klingenがヴォーカルの座に就いている。そのMariによるノルウェー語/ドイツ語の歌唱も前作までとの違和感を全く感じさせない素晴らしさ。
満足度 : 90%