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SYMPHONY X / Live on the Edge of Forever (2001)

投稿日: 2001/11/20

欧州でここ日本以上の絶大な支持を誇る米国産プログレッシヴ・メタル・バンド SYMPHONY X の2枚組ライヴ・アルバムは、彼らが卓越したスタジオ巧者というだけではなく、素晴らしいライヴ・アクトだと知らしめる1枚。(ってゆーか2枚/笑)

歌心に溢れる力強い歌唱が頼もしいと共に穏やかな表現も OK な Russell Allen、優雅で軽やかなレガート&炎が揺らめく程のファスト・プレイなどをさすがの安定感でこなしまくる問答無用の凄みに満ちた Michael Romeo とその超絶プレイに難なくユニゾンするベースの Michael Lepond、実に切れ味鋭くドラムをハード・ヒットする Jason Rullo、そしてこの SYMPHONY X を支える影の立役者として壮麗なバッキングにスリリングなソロにと駆け回るキーボード Michael Pinnella というメンバー5人の凄みが余すところなく封入されている。

コレまで唯一の来日公演は未体験なので、ここで聴けるヒートアップした観衆の熱気に支えられたスタジオ盤以上のオーラには本当に驚かされるばかり。こんなの生で体験したらマジヤバイだろうな。

そんなエネルギッシュなプレイによってさらなる生を授かった、冒頭のドラマティックに荘厳な哀愁で疾走する "Evolution (The Grand Design)" からラストの20分を超える圧巻の超大作 "The Divine Wings of Tragedy" まで総計107分に亘って展開される一糸乱れぬテクニカル・メタルの緊張感とプログレッシヴに拡散する浮遊感の交錯が呼び起こすカタルシスは、My Favorite Tune である "The Damnation Game", "Out of the Ashes", "The Witching Hour" が本作に収録されていない不満など吹っ飛ぶほどに心地よい。

いや~、いいバンドだね。早く度肝を抜くようなスタジオ盤作って来日してくれ! あ、2002年の Wacken Open Air でも可っすよ。

ちなみに、パッケージにおける Michael Romeo の己を熟知した謙虚な露出具合も好印象ね。

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