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SEVENTH AVENUE / Southgate (1998)

投稿日: 1998/06/20

本家を除き、フォロワー群の中でこれほどまでに音楽的指向性としての「ジャーマン」を良質に体現することが出来た作品の登場は久々だろう。
一聴して即座に耳を捕らえるのがシンガー Harbie Langhans の堂々かつ溌剌とした張りのある歌声だ。よくよく聴くとそれほど巧くはないにも関わらず、とにかく丁寧に自分自身をコントロールして実際以上に良く聴かせる術を身につけているのは非常に感心。ある一定のレンジでは恐ろしく魅力的な艶を見せ付けるに至っていて、クサクサ疾走ナンバーの佳曲 "Big City Sharks" での扇情力に満ちた歌唱は鳥肌もの。
そこかしこに配置された疾走パートでは初期 HELLOWEEN の影響をメいっぱい感じさせるコテコテジャーマン臭さ満点のアルバムながら、ミドル~スローなパートに目を移すと意外にも ROKO、CASANOVA などのドイツ産の都会派 HR の味わいをも感じさせるのがこのバンドの面白いところ。
バック陣の演奏レベルはお世辞にも高くはないものの、メロディ一つ一つを大切にしながら楽曲を盛り上げて行く様子には好感が持てる。
そういえばエンディングのバラード "Goodbye" では "蛍の光" のフレーズが引用されているが、ライブではその部分を大合唱して終わるのがお約束なんだろうなぁ。(いや待てよ。"蛍の光"ってドイツでも「閉店の曲」なのかな?)

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